「床が傷んでいる」「汚れが取れない」「冷たさや滑りやすさが気になる」など、キッチン床のお悩みは意外と多いものです。毎日使う場所だからこそ、快適で安全な環境を整えたいですよね。
この記事では、キッチン床のリフォームを検討している方に向け、費用・工期・素材選びの全てを初心者にも分かりやすく詳しく解説します。適切な床材選びのポイントやリフォームの進め方を知って、後悔のないリフォームを実現しましょう。

PROFILE
リノベ秋田編集部
お家全体の「基本性能」にまで踏み込んで、新築注文住宅や建て替え以上の可能性をご提案するのがリノベ秋田の「性能向上リノベーション」です。間取りの変更や内外装・設備の改修に加えて、断熱と耐震の向上を施した新築同様の性能をもつリノベーション住宅を提案いたします。
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目次
キッチン床のリフォームが必要になるサイン
キッチンは家の中でも使用頻度が高く、床は特に負担がかかる場所です。そのため、リフォームが必要になるサインを見逃さないことが大切です。次のような状況が見られる場合、キッチン床のリフォームを検討するタイミングかもしれません。
- 床が傷んでいる、剥がれている
- 水漏れや油汚れが目立つ
- 現在の床材が使いにくい
床が傷んでいる、剥がれている
日々の使用で、床材がすり減ったり、剥がれたりすることがあります。例えば、フローリングが反り返っていたり、クッションフロアの接着部分が剥がれている場合は、放置すると見た目が悪くなるだけでなく、床全体の強度にも影響を与えることがあります。
水漏れや油汚れが目立つ
キッチンでは水や油を頻繁に使うため、床に染み込むことがあります。特に木材やコルクの床材は水分に弱く、長期間放置するとカビや腐敗の原因になることもあります。クッションフロアやタイルの場合でも、汚れがひどくなると清掃が追いつかなくなります。
現在の床材が使いにくい
足が冷えやすい、滑りやすい、硬くて足腰に負担がかかるなど、使い心地が悪いと感じることもリフォームの理由になります。例えば、冬場に冷たさを感じやすいタイルから、断熱性の高いフローリングやクッションフロアに変更することで快適さが大きく向上します。
キッチン床リフォームの費用と工期の相場

キッチン床のリフォームにかかる費用は、選ぶ床材や施工方法によって異なります。以下は、一般的な費用の目安と工事期間についての情報です。
- 費用の相場
- 工事期間
費用の相場
重ね張り:3,000円~8,000円/㎡
既存の床の上に新しい床材を張る方法で、コストを抑えつつ短期間でリフォームできます。ただし、下地の状態が良好であることが前提です。
張替え:6,000円~15,000円/㎡
既存の床材を撤去して新しい床材に交換する方法です。床材を一新するので、耐久性や仕上がりの美しさが高まりますが、費用は重ね張りより高めになります。
これはあくまでも目安です。施工範囲や床下の状態によっては、下地処理費用(約2,000円~5,000円/㎡)や特殊な防水加工費用がかかることがあります。
工事期間
一般的な工期は1日~3日です。床材や施工範囲によって異なりますが、重ね張りの場合は比較的短期間で済むことが多いです。一方、張替えの場合は、下地処理に時間がかかることがあります。また、キッチンの移動を伴う場合は工期がもっと長くかかります。
キッチンに適した床材の種類とは?

床材にはたくさん種類があるので、キッチンには何を選べばいいのか悩んでしまいますよね。床材の選び方は機能性、デザイン、コストのバランスが重要です。ここでは、床材別の良さや適性を深掘りし、具体的な選び方を紹介します。床材はお部屋の雰囲気を大きく左右するため、後悔しない選択が出来るように知識をつけておきましょう。
- フローリング(無垢材・複合材)
- クッションフロア
- フロアタイル
- タイル(陶磁器)
- コルクタイル
- 各床材の費用一覧(1㎡あたりの目安)
フローリング(無垢材・複合材)
フローリングは、木材の自然な質感や温かみが魅力の床材です。無垢材は天然木をそのまま使用した贅沢な素材で、自然な風合いや経年変化を楽しめます。一方、複合材は、木材を薄く加工して重ねた構造で、耐久性や防水性を高めた実用的な選択肢です。
ひと昔前は、水廻り(キッチン・洗面所・トイレなど)の床にはフロアシートなどビニール系の材料を使うのが主流でした。しかし、最近は家全体を同じフローリングで仕上げるパターンがわりと多く、特に戸建ての新築では主流となっています。
向いているご家庭
- 無垢材:自然派志向の方や高級感を求める方
- 複合材:低価格で汚れにくいタイプを選びたい方
おすすめの使用例
防水加工されたフローリングは、リビングダイニングと一体感のあるデザインを実現できます。
メンテナンスのポイント
汚れた場合はすぐに拭き取ることが大切です。水分や油汚れを放置するとシミや反りの原因になるため、手間がかかりますが、防水ワックスを定期的に塗布すると長持ちします。
クッションフロア
クッションフロアは、ビニール製のシート状の床材で、低コストで施工できる点が魅力です。撥水性・耐油性に優れているため、汚れがちなキッチンでもお手入れが簡単です。また、クッション性があるため、足が疲れにくいという良さがあります。最近ではリアルな木目調やタイル調のデザインも増えており、インテリアにこだわりたい方にも選ばれています。
向いているご家庭
- コストパフォーマンスを重視する家庭
- 小さなお子さんやペットがいる家庭
おすすめの使用例
賃貸住宅や一時的なリフォームにも最適。貼り替えが簡単なので、短期間での模様替えが可能です。
メンテナンスのポイント
水や油をこぼしてもすぐに拭き取ればOK。掃除機やモップで簡単に日常の掃除が済みます。しかし、熱に弱く、経年劣化でシートが剥がれてきてしまうこともあるため、10年を目安に張り替えを考えておきましょう。
フロアタイル
フロアタイルは、合成素材を使用した高耐久の床材で、見た目がタイルや木材に近いのが特徴です。デザインの自由度が高く、石材調、木目調、大理石調、モザイクパターンなど多様な選択肢があります。
本物のタイルを敷くと冬場に冷えてしまうという難点がありますが、フロアタイルはそのような問題もカバーできるので「タイルのような見映えにしたい」という方にも適しています。
向いているご家庭
- デザイン性を重視する方
- 長く使える床材を求める方
おすすめの使用例
おしゃれなカフェ風キッチンや、スタイリッシュなモダンデザインに最適です。リノベーションでも人気があります。
メンテナンスのポイント
フロアタイルは耐久性が高いため、傷や汚れに強いのが特徴です。ただし、接着剤を使用するため施工時にはプロの手を借りるのがおすすめです。目地の隙間からは水が染み込んでしまうことがあるため、注意が必要です。
タイル(陶磁器)
タイルは、耐久性、耐熱性、耐水性が抜群の素材です。特に油や水に強く、熱い鍋を落としても溶ける心配がありません。しかし、冷たく硬い感触や物を落としたときの割れやすさなどがデメリットとされることもあります。
向いているご家庭
- 高級感を求める方
- 耐久性を最優先に考える方
おすすめの使用例
クラシックなヨーロッパ風デザインや、白タイルを使用した清潔感のあるキッチンに最適です。
メンテナンスのポイント
目地部分が汚れやすいので、定期的に専用のクリーナーで掃除をする必要があります。また、滑りにくい加工が施されたタイルを選ぶことで安全性が向上します。
コルクタイル
コルクタイルは、自然素材の中でも柔らかく、弾力性があるのが特徴です。足腰に優しいため、キッチンで長時間立つことが多い方に特におすすめです。また、滑りにくい特性があり、小さなお子さんや高齢者のいる家庭でも安心して使用できます。
向いているご家庭
- 家族の健康や安全を重視する方
- 自然素材が好きな方
おすすめの使用例
温かみのあるナチュラルテイストのキッチンや、落ち着いた北欧風インテリアにぴったり。
メンテナンスのポイント
耐水性が低いので、水が染み込まないよう防水加工が施された製品を選ぶと安心です。また、傷がつきやすいので、重い家具や尖った物の取り扱いには注意が必要です。さらに紫外線に弱く、長く日に浴び続けると変色してしまうため、近くに窓がある場合は注意しましょう。
各床材の費用一覧(1㎡あたりの目安)
費用は選ぶ床材によっても大きく変わるので、次の表を参考にしてください。
床材の種類 | 重ね張りの費用 | 張り替えの費用 | 特徴 |
無垢材 フローリング | 約10,000~15,000円 | 約15,000~25,000円 | 高級感があり、自然な風合い。 |
複合材 フローリング | 約6,000~10,000円 | 約10,000~15,000円 | 無垢材よりコストが低く、耐久性や防水性が高い。 |
クッションフロア | 約3,000~6,000円 | 約6,000~8,000円 | 低コストで手軽に施工可能。撥水性・耐油性が高い。 |
フロアタイル | 約5,000~8,000円 | 約8,000~12,000円 | デザインが豊富で耐久性が高い。 |
陶磁器タイル | 約8,000~12,000円 | 約12,000~18,000円 | 高級感と耐水性・耐熱性が抜群。 |
コルクタイル | 約4,000~8,000円 | 約8,000~12,000円 | 柔らかく足腰に優しい。 |
床材選びのポイント

キッチンの床材を選ぶ際には、見た目だけでなく、日々の使い勝手や家族の安全性も考慮することが重要です。キッチンは水や油が頻繁にこぼれる場所であり、使用頻度が高いので、床材選びを慎重に行うことで長く快適に過ごせます。以下のポイントを参考に、自分に合った床材を選びましょう。
- 耐久性・安全性
- 快適性・デザイン性
- コストパフォーマンス
耐久性・安全性
キッチンは日常的に多くの負担がかかる場所です。水や油、調味料が飛び散ることもあり、耐久性や安全性が特に重要です。
撥水性や耐油性の必要性
例えば、調理中に油が跳ねたり、水がこぼれたりするのは日常茶飯事です。撥水性が高いクッションフロアやフロアタイルは、水や油が染み込む心配が少なく、掃除が楽になります。特に小さな子どもがいる家庭では、こぼれたものをすぐに拭き取れる素材を選ぶことで、清潔さを保ちやすくなります。
滑りにくさが重要な理由
滑りにくい床材は、転倒事故を防ぐために欠かせません。高齢者がいる家庭では、硬くて滑りやすいタイルよりも、柔らかく滑りにくいコルクタイルやクッションフロアが適しています。また、撥水性と滑り止め性能を両立した素材もあるので、必要に応じて専門業者に相談すると良いでしょう。
耐久性の比較
例えば、陶磁器タイルは表面が硬く傷がつきにくいので、頻繁に重いものを落としてもダメージを受けにくいです。一方で、フローリングやコルクタイルは自然素材のため、使用環境によっては表面が摩耗する可能性があります。適切なメンテナンスを行うことで、どの素材も長持ちさせることができます。
快適性・デザイン性
キッチンは単なる作業場ではなく、家族やゲストが集まる生活空間の一部でもあります。快適性やデザイン性を重視することで、毎日の生活がさらに豊かになります。また、キッチンの床に他の空間と同じ材料を使う場合、ここで選ぶ床材が家全体のインテリアを大きく左右します。そのため、まず自分のイメージに合う床材を選んでから、他の物のデザインを選ぶことをおすすめします。
冬場の冷え対策を考える
タイルやフロアタイルは冷たさを感じやすいため、東北などの寒い地域や冬場に冷えを感じやすい方には床暖房の設置を検討することをおすすめします。床暖房対応のフローリングやコルクタイルは、暖かさを保ちながらもデザイン性を損ないません。また、クッションフロアは柔らかい素材のため、素足でも冷たさを感じにくいです。
リビングやダイニングとの調和
オープンキッチンの場合、リビングやダイニングとの一体感を意識することで、家全体のデザイン性が向上します。例えば、リビングが木目調のフローリングなら、キッチンも同じ素材や色調を選ぶと統一感が出ます。一方で、あえてキッチンだけ異なるデザインにして、アクセントをつける方法もあります。
デザインの自由度を活用する
フロアタイルやクッションフロアは、木目調や石目調、モザイク柄など、多彩なデザインが揃っています。自分の好みやインテリアスタイルに合わせて選べるのが魅力です。最近では、耐久性とデザイン性を兼ね備えた製品が増えており、選択肢が広がっています。
コストパフォーマンス
床材選びでは、費用対効果を考えることも重要です。予算内で最大限の性能を引き出せる素材を選びましょう。
予算に応じた素材選び
例えば、低予算で済ませたい場合は、クッションフロアが最適です。施工が簡単で、重ね張り工法にも対応しているため、コストを抑えつつリフォームが可能です。一方、長期的に使用することを考えるなら、初期費用がやや高くても耐久性の高いフロアタイルやタイルを選ぶのが賢明です。
費用と機能のバランス
キッチンの使用頻度が高い家庭では、安価な素材を選ぶと早期に劣化してしまう可能性があります。例えば、フローリングは一見高価に思えますが、適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたり美しい状態を保つことができます。長期的な視点で考え、初期費用と耐用年数を比べることが重要です。
キッチン床リフォームの進め方
リフォームを成功させるためには、事前準備と信頼できる業者選びが重要です。計画的に進めることで、トラブルを未然に防ぎ、理想の仕上がりを実現できます。
- ステップ1:事前準備
- ステップ2:業者選び
ステップ1:事前準備
床下収納や点検口の確認
キッチンの床には床下収納や点検口が設置されている場合があります。これらを考慮しないと、施工後に収納が使いにくくなったり、点検口が開かなくなることがあります。基礎の状態を図面などでリフォーム会社に確認して貰った上で、さらに施工前に業者に現場を確認してもらい、適切な処理を依頼することが大切です。
下地処理が必要か業者に相談
新しい床材を施工する際、下地の状態が悪いと仕上がりに影響を与えることがあります。例えば、既存の床が傷んでいる場合、その上に直接新しい床材を張ると、表面が波打つことがあります。下地処理には追加費用がかかることもあるため、事前に業者としっかり相談しましょう。
必要な工具や材料の確認
自分でリフォームを検討している場合、必要な工具や材料を事前にリストアップしておくとスムーズに進められます。特に、床材のカットや接着剤の選定には注意が必要です。
ステップ2:業者選び
実績豊富な会社を選ぶポイント
リフォーム業者を選ぶ際は、特に水回りリフォームに強い実績のある会社を選ぶことが重要です。口コミや施工事例を確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。また、地域密着型の業者はアフターサポートが充実している場合が多いので安心です。住宅設備メーカーなどでは気軽に店頭を見学できるので、まずはそこに行くのもいいかもしれません。
マンションでリフォームする際は、床材のみならず、管理規約によってリフォームに制限があったり、申請を出さなければならなかったりと、注意点が多くあります。そのためマンションのリフォームをお考えの方は、マンションリフォームの実績が豊富な会社に依頼することをおすすめします。
見積もり内容の透明性を確認する
見積もりを依頼する際、材料費、工事費、下地処理費用などが明確に記載されているか確認してください。内訳が不明確な場合、後から追加費用が発生することがあります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
キッチンリフォーム事例

キッチン床のリフォームにはさまざまな選択肢がありますが、それぞれの目的や予算に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。ここでは、具体的なリフォーム事例を3つご紹介します。
- 事例1:コスト重視でクッションフロアに変更
- 事例2:高級感を求めてタイルに張替え
- 事例3:自然な風合いのフローリングに変更
事例1:コスト重視でクッションフロアに変更
築20年の一戸建てに住むAさん一家は、キッチン床の汚れと傷みが目立つようになり、リフォームを検討しました。予算が限られていたため、コストパフォーマンスの高いクッションフロアを選択しました。
施工内容
既存の床材の上からクッションフロアを重ね張りする工法を採用しました。下地の状態が良かったため、追加費用がかからず、施工も1日で完了しました。
リフォーム後の感想
クッションフロアは撥水性が高く、掃除がしやすくなったとのこと。小さな子どもがいるため、飲み物をこぼしてもサッと拭いただけで取れる点が便利だと喜ばれています。コストを抑えつつ快適なキッチンを実現できました。
事例2:高級感を求めてタイルに張替え
Bさんは築30年のマンションに住んでおり、古くなったキッチンの床を高級感のあるものに変えたいと考えていました。デザイン性と耐久性を重視し、陶磁器タイルを選択しました。
施工内容
既存の床材を剥がし、下地処理を行った後、タイルを丁寧に張り付けました。タイルは目地部分の施工が重要なため、経験豊富な職人が対応しました。工期は3日間かかりましたが、その分仕上がりは完璧です。
リフォーム後の感想
光沢のあるタイルがキッチン全体に高級感を与え、友人や家族からも好評とのこと。また、耐水性と耐熱性が高いため、日常の使用で傷や汚れを気にすることが少なくなり、快適に料理ができるようになったそうです。
事例3:自然な風合いのフローリングに変更
Cさん夫妻は、自然素材の温かみを感じられるキッチンにしたいと考え、無垢材のフローリングを選びました。リビングとダイニングの床材に合わせることで、統一感のある空間を目指しました。
施工内容
無垢材フローリングは水や油に弱いため、キッチン専用の撥水コーティングを施した製品を採用しました。既存の床を剥がし、新しいフローリングを張り付ける工法で施工。工期は2日間でした。
リフォーム後の感想
自然素材ならではのやさしい肌触りに満足しているとのこと。見た目の美しさだけでなく、足腰に負担がかかりにくい点も気に入っているそうです。定期的なメンテナンスが必要ですが、それ以上に満足感が得られるリフォームになりました。
DIYでの床リフォーム

キッチン床のリフォームは、業者に依頼する以外にDIYで行う方法もあります。DIYには独自のメリットがありますが、注意すべきポイントも多いため、慎重に計画を立てる必要があります。
- メリットとデメリット
- DIYが難しいケース
- DIYを成功させるコツ
メリットとデメリット
メリット
最大のメリットはコスト削減です。業者に依頼すると施工費がかかりますが、DIYなら材料費だけで済む場合が多いです。また、自由にデザインを選べる点も魅力です。たとえば、個性的な柄のクッションフロアやフロアタイルを選び、自分好みのキッチンに仕上げることができます。DIYは達成感を味わえる点でも人気があります。
デメリット
一方で、施工ミスのリスクがあります。特に下地処理が不十分だと、床材が浮いたり剥がれたりする可能性があります。また、床材のカットや接着剤の扱いには技術が必要で、不慣れな人には難しい場合もあります。仕上がりがプロに比べて劣る可能性があることを理解しておくべきです。
DIYが難しいケース
大規模な張替え
既存の床材を剥がして新しい床材を張る作業は、専門知識や道具が必要です。特に下地の状態が悪い場合は、補修作業が必要になるため、DIYでの対応は難しくなります。
床下に問題がある場合
床下に配管や配線が通っている場合や、床下収納がある場合は、慎重な対応が求められます。これらのケースでは、施工ミスが大きなトラブルにつながる可能性があるため、業者に依頼するのが安全です。
DIYを成功させるコツ
1.事前準備を徹底する
必要な工具や材料をリストアップし、作業手順を事前に確認しましょう。YouTubeなどの動画を参考にするとイメージがつかみやすくなります。
2.簡単な工法から始める
初めてのDIYでは、重ね張り工法のような簡単な方法を選ぶと失敗が少なくなります。特にクッションフロアやフロアタイルは初心者にも扱いやすい素材です。
3.焦らず丁寧に作業する
急いで作業を進めるとミスにつながりやすいです。一つひとつの工程を丁寧に行うことが、きれいな仕上がりの鍵です。
まとめ
キッチン床のリフォームは、見た目を美しくするだけでなく、日々の使い勝手や快適さ、安全性を大きく向上させる重要な工事です。汚れや傷みが目立つ場合だけでなく、現在の床材が使いにくいと感じた場合もリフォームを検討する良いタイミングかもしれません。
床材選びでは、キッチン特有の条件に適した素材を選ぶことが大切です。たとえば、水や油をよく使う環境では撥水性や耐油性が高い素材が必要です。フローリングやクッションフロア、フロアタイル、陶磁器タイル、コルクタイルなど、それぞれの床材には特徴があり、予算や好みに応じて最適な選択ができます。コストパフォーマンスを重視するならクッションフロア、高級感を求めるなら陶磁器タイル、自然な風合いを楽しみたいなら無垢材のフローリングなど、自分のライフスタイルに合った素材を選びましょう。
また、リフォームの方法には、プロの業者に依頼する方法とDIYで行う方法があります。業者に依頼する場合は、経験豊富なリフォーム会社を選び、見積もりの内容をしっかり確認することが重要です。一方、DIYはコストが安くなるメリットがありますが、技術や準備が必要で、特に大規模な工事や下地の補修が必要な場合は注意が必要です。
キッチン床のリフォームは、見た目の改善だけでなく、日常生活の質を高める投資です。適切な床材を選び、信頼できる業者や計画的なDIYでリフォームを進めることで、使いやすく快適なキッチン空間を手に入れることができます。この記事を参考に、ぜひ自分に合ったリフォームプランを検討してみてください!

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リノベ秋田編集部
お家全体の「基本性能」にまで踏み込んで、新築注文住宅や建て替え以上の可能性をご提案するのがリノベ秋田の「性能向上リノベーション」です。間取りの変更や内外装・設備の改修に加えて、断熱と耐震の向上を施した新築同様の性能をもつリノベーション住宅を提案いたします。
お家全体の「基本性能」にまで踏み込んで、新築注文住宅や建て替え以上の可能性をご提案するのがリノベ秋田の「性能向上リノベーション」です。間取りの変更や内外装・設備の改修に加えて、断熱と耐震の向上を施した新築同様の性能をもつリノベーション住宅を提案いたします。